乳飲み子抱えて主婦していたある冬に、当時の友人に騙されて見知らぬ河川敷に車で連れて行かれ、そこで元友人は、能面みたいな顔で言ったんだ。「貸すまで帰さない」と。元友人の中に狂気じみた物を見て、恐怖からか寒さのせいなのか震えたのを覚えてる。

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